2013-12

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札幌市の市民学習への「名義後援」のあり方を考える

札幌市の「名義後援」を考える集い

札幌市は最近、市民の学習活動 (講座や講演会など)への後援を、テーマや講師によって許可しないようになった。そこで、NPO法人さっぽろ自由学校「遊」の呼びかけで、2013年12月1日、「札幌市の名義後援のあり方を考える集い」が開催された。

札幌市の担当課長が「社会的に意見が分かれている憲法問題や原発問題などは後援しないことにしています」「これは上田市長の考えでもあります」と説明した。
しかしながら、意見が分かれる問題は、社会にとって重大な問題である。
市民は、社会の重大問題に「自分の考え」を持たなくてはならない。そのための講座であり講演会であるのだ。

古来より権力者は人々を騙してきた。民主主義は人々が騙されない思考力を保持することで支えられる。「知る権利」が大切なのは「騙されないため」である。
「知る権利」を(懲役10年の刑罰)で禁圧する「秘密保護法の危険性」はこれである。

上田札幌市長がよく口にする「市民自治」とは、札幌市民が「考える力」を保持することである。講座や講演会は市民が思考力を高める場であり機会である。
なぜ「名義後援」をしないのか。これを考える集いであった。

問題は「後援」の意味である。
かつては、「後援する」とは「推奨する」であった。名作「二十四の瞳」の文部省特選は「良いものです」との推奨であった。
現在は「行政の権威」が変化して「後援」の意味も変化しているのである。

市民が「後援名義」を求めるのは、「公共施設にチラシを配架する」ためである。つまり、
「講座・講演会の開催」を多くの市民に知らせるためである。
「行政の権威」求めての「後援申請」ではないのである。
であるにも拘わらず、札幌市は「後援する」を「推奨する」と考えるから、「意見が分かれる問題」は「一方に肩入れした」にならないため、「後援しない」にしているのである。
しかしながら、現在は「後援名義」は「推奨する」ではなくて、「公共施設に配架するため」であるのだ。 

そこで、札幌市の内部基準である「後援及び市長賞の授与に関する事務取扱いガイドライン」(平成16年3月24日・総務局長決裁) を改定することである。
 ガイドラインは「市長賞」と「後援名義」を同列に定めており、「時代遅れ(時代錯誤)の内部基準」であるので、市長賞と後援を切り離し、「市長賞だけのガイドライン」にして、「公共施設にチラシ等を配架する基準」を別に定めることである。
 その基準づくりは、ヘイトスピーチのような「明らかな人権侵害」や「民主主義を否定する集会」を除外するガイドラインとして「市民参加の方式」で定めることである。
 その改定を為してこそ「市民自治」を掲げる札幌市政であるのだ。

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映画・柳川掘割物語

 お知らせします。

札幌映画サークル創立50周年記念イベント
 1987年に制作された宮崎駿・高畑勲による
 ドキュメンタリー作品『柳川掘割物語』
 上映後、高畑勲監督と森啓がトークします。

 この映画は「風の谷のナウシカ」を作った宮崎駿さんのグループが、
次回作品の準備中に「柳川の死にかけていた水路が市役所の一係長の勇気ある行動で蘇ったはなし」を聴いて感動し、三年間かけてつくった高畑勲監督の長編記録映画です。
この映画を観ると三つのことを感じます。
第一、映像の美しさに感嘆し、あらためて風景の美しさを知らされます。
第二、もし水路が計画どおりに埋め立てられていたならば、柳川は取り返しのつ  かない地盤沈下に見舞われていたであろう、と「恐ろしい気持ち」になります。
第三、人間の暮らしにとって「水の流れ」が、いかに大切なものであるかをしみじ  みと考えさせられ「水とのつき合いが人間の文化である」ことを教えられま  す。そして、柳川に一度行って見たいと思うでありましょう。
 12月7日(土)、13時30分から
 札幌プラザ2.5 (狸小路5丁目)
  映 画 13時30分―16時20分
  トーク 16時30分―17時30分
【申込み・問合せ】札幌映画サークル(TEL & FAX 011-747-7314
            E-mail sapporocinema@yahoo.co.jp
 詳細は http://sapporocinema.net/

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